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一般細菌・大腸菌だけでなく、
有機フッ素化合物も検査できる

水質検査Bキット

Water quality testing kit ”B”
近頃、水道水の水源から目標値を超える

有機フッ素化合物(PFAS)

が検出されています。
近頃、水道水の水源から暫定目標値を超えるPFASが
検出されるというニュースがよく報道されています。
こうした情報に触れると、「自分の住んでいる場所はどうなの?」と
水道水の安全性に対する不安を感じる方もいるのではないでしょうか?

そうした疑問や不安を解決するため、ウォーターロジックでは新たなサービス
一般細菌・大腸菌だけでなく、有機フッ素化合物も検査できる「水質検査 Bキット」を
開始しました。

これまで、日本において水源の管理や浄水処理の効果などで、PFAS検出は非常にまれでした。
しかし、近年国内の河川や井戸水からPFASが高濃度で検出さており、
一部地域でのPFAS汚染問題が報道されるなど、問題になっています。
2021年度に実施した河川や地下水の調査では、31都道府県のうち13都府県81地点で
暫定的な目標値を上回る高い濃度が検出されました。
有機フッ素化合物のPFOSやPFOAが混ざる水を飲まないよう自治体が
井戸の所有者に指導や助言をしている状況です。

有機フッ素化合物(PFAS)とは?

What’s Perfluoroalkyl Substances

人工的に合成された化学物質の総称です。
PFASはフッ素を含む化合物であり、水や油をはじき、熱に対して安定的な特性がある為、
泡消火剤やフライパンのコーティングなど幅広く使用されてきました。
PFASのうち、ペルフルオロオクスタンスルホン酸(PFOS=ピーフォス)とペルフルオロオクタン酸(PFOA=ピーフォア)が近年、
環境残留性や長期毒性の疑いなどから国際的に製造が禁止されています。

水道水

なぜ水道水に検出されるの?

Why is PFAS detected in tap water?

水道水から有機フッ素化合物が検出される主な理由は、
工場や廃棄物処理場などの排出源からの漏洩や、
過去の環境汚染による残留、環境中での移動などが考えられます。
PFASは持続性が高く分解されにくいため、
長期間にわたって環境中に留まり、水道水に含まれる可能性があります。

2020年4月1日から、厚生労働省は水質管理の目標に
新たな項目を追加し、有機フッ素化合物のPFOS・PFOAの合計濃度を
1リットルあたり50ナノグラム(ng)以下とする
暫定目標値を設定しました。

これは、体重50キログラムの人が1日2リットルの水を終生摂取しても、
健康に対する有害影響が現れないと見込まれる値です。

妊婦

妊娠中の方は特に注意が必要です。

Extra caution is especially necessary for pregnant women.

妊娠中の場合、PFASが母体の血液から胎盤関門を通り、
臍帯血に輸送され、胎児の成長や免疫システムに悪影響を
及ぼす可能性があります。また、母乳中にもPFASが存在
することがあります。
したがって、妊婦の方々は自身と赤ちゃんの健康を守るために、
PFASに関する予防策を真剣に考える必要があります。

サービスの内容

The contents of the service
  • 検査項目

    ・有機フッ素化合物(PFAS)のPFOS・PFOA
    ・大腸菌及び一般細菌(水道法51項目の中で、特に衛生面で注視されている2項目)

    有機フッ素化合物

    PFOS・PFOAの合計濃度が1リットルあたり
    50ナノグラム(ng)以下

    大腸菌

    検出されないこと

    大腸菌は腸内細菌であり、その存在は水中に汚染があることを示す可能性があります。水道水の安全性を確保するために、大腸菌の検査とその基準値への遵守が厳密に行われています。

    一般細菌

    1㎖の検水で100個の集落が確認されないこと

    「一般細菌」とは、微生物の一種で、特定の病原性や寄生虫性を持たない普遍的な細菌の総称です。
    これらの細菌は通常、環境中に広く分布しており、ほとんどが人間に対して害を及ぼすことはありません。ただし、水や食品中に一般細菌が過剰に存在すると、衛生上の問題が生じる可能性があるため、一定の水質基準が定められています。
    水道法では、水の品質を確保するために一般細菌の検査が行われ、基準を満たすことが求められています。

  • 検査機関

    厚生労働大臣登録水質検査機関に委託

  • キット内容

    採水専用容器(減菌済容器) PFOS・PFOA用:1本
    大腸菌・一般細菌用:2本
    (1本目の検査で検出された場合はもう1本について検査を実施)

    採水マニュアル 1冊

    ヤマト運輸(クール宅急便)伝票 1枚

検査方法

Testing methods

わずかな手続きで水質検査を受けることができます。

  • STEP 1

    ご購入後、
    検査キットをお送りします。

  • STEP 2

    調査したい吐水口から、
    採水専用の瓶(減菌済容器×2本)で採水します。

  • STEP 3

    採水は、容器から溢れるギリギリまで行い、
    容器内に空気がなるべく残らないようにして蓋をしてください。

  • STEP 4

    採水後は、お届けした箱に戻して封をしてください。

  • STEP 5

    採水日にクール宅急便で発送してください。

検査完了後、検査報告書は、弊社(アルコニックス株式会社)よりお客様宛に郵送いたします。

本サービスの水質検査は、あくまでも簡易検査(※)であるため検査結果は公的証明等には使用できません。
公的データが必要な場合は、別途ご相談ください。また、採水方法、手順の間違いなどの要因により、分析結果が実際と異なる場合があります。
当該検査は、あくまで使用中の水質の参考値としてご利用ください。

※この水質検査は平成15年厚生労働省労働省告示 第261号に準拠していますが、採水した検体を宅配便を使用して検査機関に発送するため、検査開始時間として定められた12時間以内の実施ができないためです。

日本では、まだ「PFAS」関しての明確な規格や規制はありませんが、
欧米などでは既に規格があり、
NSF ANSI53の認証がそれにあたり、
ウォーターロジックの製品はすべてこの認証を取得済みです。

ウォーターロジックの製品はNSF/ANSI 53の認証をIAPMOで取得しており、
高度なろ過システムによって「PFAS」を除去し継続的な浄水能力を提供します。

安心してお水を楽しむための第一歩が
ここにあります。

安全な水を大切にしたい方、ウォーターサーバーや浄水器の購入をご検討中の方、
ぜひこの機会に「水質検査サービス」をご利用いただき、安心してお水をお楽しみください。

水質調査Bキットご購入はこちらarrow_forward_ios

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